鹿児島のPADIダイビングショップ|ラ・ボンバ

4月21日 


おはようございます。

本日、鹿児島は雨です。ザーッではなくて、しとしとって、鬱陶しい雨です。

今日の写真は、「ジョーフィッシュ」さんです。水底にツボ状の巣穴を掘って、そこで暮らしています。人見知りの方は、なかなか巣穴から顔を出してくれないので、撮ることも難しいのですが、慣れてくると、こんなふうに、目の前で穴の掃除とかしてくれます。本人の性格もあるんでしょうねー。

さて、ちょっとダイビングのこと、知らない方のためにも、いろいろ説明しちゃおって思ってるんです。説明、読むのめんどい方は、この後は、正直、「めんどい」ですので、読まなくて良いですー。

自分達ダイバーが水中に行くためには、呼吸するための「ガス」(気体ですね)を持っていく必要がありますよね。で、代表的なのが、空気(酸素約20%窒素約80%)です。空気は、身近にあるのを、コンプレッサーで高圧(200気圧)にして、スキューバ用のタンクに押し込みます。水中にそれを持っていけば、レギレーターって器械を介して、呼吸できます。ただ、先に出てきましたが、空気には、人間の活動に不要な窒素が8割も含まれていて、深い海底(−30メートルとか)で、血中に入り込むと、浮上に伴う圧力の減少(上がってきた時に水圧が減ること)によって、増大(圧力が減ると気体は大きくなりますよね)して、細い血管が詰まってしまったりするのです。これが、「減圧症」って言って、スキューバダイビングの代表的な危険なんですけれども、これを回避するためのテクニックとしては、①深場に長くいない ②浅い場所に戻ってきた時に、ある程度の時間をとって、窒素を抜く などの方法があるのです(これらは、PADIのオープンウオーターダイバーコース他で知ることができます)が、積極的な減圧症の予防方法(予防=深度下滞在を延長すると考えた場合)として、呼吸ガス中の窒素の割合を少なくしたものを使って潜るという方法があります。例えば、窒素7割、酸素3割にしたりするということです。これらのガス(気体)を「ナイトロックス」と呼称しています。PADIでは、このナイトロックスの内の呼吸に適した割合のものを特別に「エンリッチドエア」とよんでいます。

ふー、こんな説明って難しいんですねー。わかりますか?下手説明ごめんなさいです。

さて、このエンリットドエアを使ってダイビングすると、窒素が溜まりにくいので、水中に長くいることができます。このあたりはダイバーの人ならお馴染みのダイブコンピューターってやつで測るんですけど・・ここでダイブコンピューターの説明始めると、長くなるので、これは、また、今度にして。

で、ちょっと手間のかかった、ガス(エンリッチドエア)を使うってのが、世界のスキューバダイビング界のトレンドなんです。まー早い話が、「深いところに長く潜りたい場合」とか、「あんまり気を使わないでダイビングしたい場合」とか、「上がってから、元気でいたい」とか、いろんな事情に、このエンリッチドエアって使えるってことなんです。

これまでのところ、自分の浅薄な知識で説明していますので、もしかすると、伝え間違い等あるかも。

では、この続きは「エンリッチドエアの製造について」次回説明したいのですが・・・まー興味ない人には・・・関係ない。

あとね、水中写真の撮り方とか、いろいろ、書いていきますから、好きな方はお楽しみに〜。質問なんて受け付けますよー。。ダイビングのことなら、けっこう詳しいんです。へへ