6月13日 スズメダイ
こんにちわ 鹿児島は本日雨。その上、寒いです。水温はすっかり上がって26℃くらいとかですが、気温は、日替わりで・・今日は最高24℃。明日の予報は、なんと最高21℃って・・
さて、今日はスズメダイの話題ですー
主役は「コガネスズメダイ」さん。
坊ならどこにでもいて、ダイバー的には比較的ジミな感じのお魚さんです(正直言って、大きなお世話ですよね。コガネスズさんにとってみれば。)
写真は、このヒトと産卵された卵たちです。
いつもは、繁殖期でないときは、浅めの水底(10mとか20mとかのダイバーが見やすいところ)の水底近くをうろうろしてます。群れていることが多いような気がします。で、中層でなんか食ってるんでしょうか?
他のスズメダイたちと比べると体は大きめ(10センチくらいに見えます。水中では1、3倍って考えると実際は8センチくらいですかね?水面より上で測ったことないので、正確ではないです。)です。名前の黄金色・・というよりヤマブキイロです。
この時期、産卵します。岩に貼り付け産卵です。最初、オスが岩とか石を胸ビレ等を使って、綺麗にならします。苔なども取り去るのでしょう。結構、大変な作業に見えます。
綺麗になったら、メスを呼び込みです。オスは、この綺麗にした岩肌(だいたい30センチ四方以内)のそばで、くるくるしたり、ふわふわしたりして、呼び込みダンスですかねー?いつもと違う動きをします。それやってると、いきなり視界の外から別の個体が現れて、それがメスでナンパ成功って具合です。
カップリングできたら、いきなり産卵で、メスは綺麗に整地された岩肌にお腹を擦り付けるようにして、卵を貼ります。何度も何度も。で、広さは15センチ四方くらいですが、なんとなくまとめたくらいの、けっこうざっくばらんな形に産みつけます。この時、オスが精子をふりかけるのか?そこのところ、実は見たことなくて・・。どうしてるんっだろうって思っていて。観察足りないわーって思います。
上の写真の卵のところ、赤で囲ってみました。わかりやすいように。
産みつけた後には、オスが残って、胸鰭、口などを使って、卵たちに新鮮な海水を送って、育てます。その後、2週間くらいしたら、無くなっているので、その間に孵化して、赤ちゃんたちは行っちゃうのだと思います。
拡大すると、下の写真になります。よくわからないので、次にカメラ持って入った時、もう一回撮ってきますね。ただ、クマノミさんのようにキチンと並んでなくて、これもザックバランに産みつけてるような感じなんです。1個1個もクマノミさんと比べるとちっちゃいかも。
ずーっと観察してたら良いのですが、水中には、他にも面白いものがたくさんで・・・
って、ことで、今日は「コガネスズメダイ」の産卵床写真でした。
次は、同じ、スズメダイの仲間のクマノミさんの卵写真にしてみよかな。みんな知ってるお魚さんだし、卵たちそれぞれに目が見えるので、わかりやすいかもー。
ところで、今度、18日土曜にパークのビーチのクリーンナップします。終わったらサップとか無料でお貸ししますので遊んでください。また、パークの屋内では、発酵食のイベントもあるって。入場無料、シャワー・トイレ完備です。ビーチでは水深3メートルくらいのところに産卵してるクマノミがいたりして、スノーケリング楽しいです。ではーよろしくお願いたします。