フィリピンのセブに行ってジンベイザメなどに会ってしまうツアー
2014年6月4日からセブ島行きました。 6月はこのあたり最高のダイビングシーズンで、透明度も素晴らしく、 かなり楽しく遊べました。
「カクレクマノミ」や「ハマクマ」かわいいですねー 今回はワイドレンズしか持っていかなかったので マクロ生物は見えないぜって態度で臨みましたが、やっぱり可愛い生物たくさん目につきました。 カラフルでちっちゃな生物たち、広い海でせいいっぱい生きている生物の生きざまをみるにつけ 感動します。
マクロの反対・ワイドで撮る巨大な生物の一角にこの「ジンベイザメ」がいます。 ここでは、村の人々が餌付けをして、集まってくるようになったらしいです。 ある日、村の青年が一匹のジンベイを見つけました。もう20年より前のことらしいです。 そのジンベイと仲良くなって餌をやっているうちにだんだんに頭数も増えて来て ご覧のようになった・・というのがムラビトの説明でした。 しかしながら・・ネットで調べてみたところ
昔は、ふかひれを取るために餌付けしてジンベイを集めた動画がアップされていました。 フカヒレを切り取られたジンベイのむごい写真がこの村をバックにビーチに横たわっていました。 マーそんなこんなで餌付けがはじまり、殺してしまうよりダイバーに見せたほうが観光の浮揚になることを 知ったのでしょう。今では、すっかり「ジンベイ接近してはいけないルール」等もできて 愛されています。非常によろしいことでございました。
おかげさまで、我々も楽しめます。こんな巨大な生物に会うチャンスはなかなかないので とっても嬉しいのです。 スノーケラーも楽しでいます。ダイバーも楽しんでいます。アクティビティ以上のものがあると 私は思います。ボートとジンベイと人間の大きさをみれば、その巨大さがわかります。 神がかり的なものを感じます。大きさが大きければ貴いとか偉いとか、そんな子供じみた発想はないはずですが 実際に水中でまじかにみると、神々しく感じるのはなぜでしょうか?
ジンベイは、他の魚もつれて来ています。 ローニンアジなどの大きな魚・・・普通にみれば、それだけで十分トピックになりますが ジンベイの大きさに圧倒されて、1メートルのローニンも影が薄くなります。
半水面写真が好きです。人が暮らすことはできない水中と陸の生物の住む空気中との 境界を「水面」といいます。その境界の上と下での生活の違いを表現したくて 半水面写真を撮ります。空は空、水中は水中。この違いはとても素敵なドラマです。
フィリピンのセブ空港のあるマクタン島は大変に人口の多いところです。 でも水はキレイです。どうして汚れないのかなーってよく思います。 ダイバーとしてはキレイな水がうれしいです。 遠くまで見えるし、生物の詳細もわかります。写真もキレイに撮れやすいです。
今度はマクロレンズを持って行こうと思っています。 ハゼやエビ・カニなどの小型生物を撮ってみたいからです。 ナイトダイブの時に「ミミイカ」が居ました。私のぜひ、撮りたい生物リストの二番目くらいです。 持っていたフイッシュアイではもちろ写りませんので、ジーと観察。 背中の光る細胞がキラキラしてきれいでした。 今度はいつになるのかとても楽しみです。とおる