鹿児島のPADIダイビングショップ|ラ・ボンバ

スタッフブログ

今年もクリーンナップ活動をビーチ、水中の2か所で行ってきました。
沢山あるゴミを回収できるのはわずかかもしれませんが、積み重ねが大切ではないかと考えて
毎年行っています。
今年もたくさんの方にご参加いただきましてありがとうございました。
これからの寒い時期はなかなか実施も難しくはなりますが、海に来なくても
身近にある目についたゴミを拾うことで環境について考える機会を設けてみてもいいですね。
写真今年の活動風景です。開催順ではございません。ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいな海をいつまでも・・・

11月のクリーンナップデイのご案内です。

11/18(土) 
10時坊津スノーケリング&スクーバダイビングパーク集合です。
今回はビーチメインの開催になります。
参加ご希望の方は事前にご予約お願いいたします。

※ビーチクリーンナップは1時間ほどの開催となります。
 当日はパークの利用料が無料となりますので、クリーンナップ終了後はスノーケリング等
で楽しんでいただくのも自由です。
水温が少しさがり、透明度が上がっていくこの季節の海が私は大好きです。

 

今年も早速ビーチクリーン実施しました!

 

 

 

 

 

 

 

沢山のゴミが流れ着いたビーチも、こんなにスッキリ♪

 

 

 

 

 

 

 

女性二人での実施にも関わらず、これだけのゴミを集めてくれました。
お疲れ様でした。
この日は「発酵ラー油」作りのワークショップも開催。

 

 

 

 

 

 

 

クリーンナップ後に暖かい豚汁のランチに自家製ラー油を添えて温まったようです。
冬もアウトドアが楽しいですね!
今年もできる限り毎月一回開催していく予定です。
沢山の方々のご参加お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします。

陸上はすっかり秋になり、コスモスが道端にゆれていますね。
だんだんと冬支度ですが・・・
そんな秋は透明度がとてもよくなります。
水温が少しずつ低下するにつれて、プランコトンが減っていくからではないかと
思われますが、まだまだ暖かく、澄んだ水中は快適です。
秋のダイビングお勧めですよ!

写真はマーク撮影 透明がようてもついマクロ狙いになってしまうのは仕方ないですよね~

表記の件について記す。

写真は、2016年 錦江湾にて撮影。カメラはフルサイズセンサーでレンズは15mm 設定は、1/100  f8  iso 400

 

では、

前書き 写真は、何のために撮るか、もしくは編集するか?という目的なくして他人に見せ、かつ良い(わかりやすいとか美しいとか・・)写真はできないと思っている。写真の要素は、露出と構図、そしてポリシーの3つ。この3つの要素を、きちんとできれば、少なくとも他人に見せて嫌がられる写真にはならない。ここでは、その中の構図について、既撮の画像を例として考察及び作品作成してみよう。なお、自分の考えは旧いと思っている。新しい写真の見せ方を追求している方には、不要の考え方だと思うし、不要のスキルと思う。賛同の必要はない。

まず、構図について、考える時、「何を見せたいか?」(目標)が最重要な課題になると思う。次が、「どのように見せたいか?」(方法)である。この目標・方法がイメージになければ、ただのごみ画像を作るだけ。カメラを準備し、スクーバ器材をセットする前に、イメージを決めておこう。

さて、今回は、「錦江湾に群れるアカオビハナダイの様子」を目標として撮影した写真を例とする。

被写体(目標)は、アカオビハナダイである。

この画像は、「無編集」である。

被写体を明らかにするために、ストロボを使用している。

この画像では、「左側の岩」と「右上の黒い物体の一部」が不要に思えるが、構えて、シャッターを押す時、それらは見えていないと思う。水中では、マスク越しのファインダーが見にくいので、勘撮りといえばそうである。それでもある程度の、仕上がり構図はイメージしておく必要がある。また、切りたくはないが、必要なら着るべき。気になる部分は切り落とすことにした。

不要部分を切り落として、被写体は、よくわかるようになって、目標達成に思えたが、画面全体が単調でインパクトがない。単にアカオビハナダイが群れているだけの画像になって、面白みが感じられないので、他人に見せて、良い写真ができたとは思えない。ので、画面にダイバーを加えることにする。

 

 

ダイバーを画面に入れ込んで、撮ってみた。画面左側に岩壁、真ん中に少し群れるアカオビハナダイ、右にダイバーの構図。注目のいく被写体(アカオビハナダイとダイバー)が画面を上下に3分割したラインにほぼ集まっていて、画面下側が余っている。下側は不要で、もしも、ここを切った場合、同じ画面比率にするとダイバーがギリギリなので、右の岩壁はカットアウトになる。さらに、アカオビハナダイが少ない感じがするので、この画像は、ボツとした。

これは、手前にアカオビハナダイ、奥にダイバーを配してみた。(トリミングはしてないけど、色は編集している)ダイバーは正面を向いていて、わかりにくい。また、最初の画像と同じで、向かって左手の岩壁が不要に思える。これもボツ。

 

 

 

ダイバーがよくわかること、アカオビハナダイが綺麗に並んで、流れるように配置できたこと。右上の水のグラデーションが自然なこと。などから、この画像を使うことにした。

不要部分は、左の岩壁の一部と右上部の何かの影。さらに、下側の何も写っていない上下に1/4くらいの部分。

全部カットアウトして比率も良かったので、色を好みに編集して、できた画像が下。

あとは、色(プリントして人に見せるなら緑主体。SNSでダイビングの宣伝するなら青主体)と明るさをさらに調整して、気に入った写真にしたいと思っていて・・

 

構図を、考えるとき、いろんな理論があるけど、結局、「自分の好み」なんだなーって思う。また、その「好み」って、昔からゲージツ家とかゲージツ理論家などが一生懸命考え、実践している黄金分割とか3分割法とか、そんな既知の理論にどんどん影響されていて(多分、ヒトは慣れ親しんだものが美しいと感じると思う。)、それは、子供の頃から「美しい」と言われている「絵画・彫刻」などの2次元、3次元のゲージツに随分流されているなーって思った次第ですー。。

なお、水中マクロ写真では、また、違う構図に注目できる。なぜならば、水中に広がっているリアルな自然は、自分達=ヒトの自分勝手な感覚を常に裏切るからなので、「分割の理論」などという頭で捏ねられたヒトの考えなど全く適用されないから。です。どちらかというと、そのこれまでの美しさを裏切る構図・・自然の中にある「生命維持のための構図」の発見こそ、追求すべきなのかなーとか。大きく振りかぶりましたが、先日、アーチストの卵たちの作品を見る機会があって、深く考えてしまったのでしたー。

最後までよんでいただいてありがとう。私見ですからねー。

 

鹿児島は台風通過中。

この進路だと、多分、この後、全国が通過中になるかも〜。気をつけてくださいませ。

今回は、スクーバダイバーやスノーケラー、他の海好きの皆様に、残念なお知らせでございます。

というのも、今年は、例年になく、「珊瑚の白化」が目立っているってことなんだよねー。珊瑚もイソギンチャクも真っ白。

主に、水深の浅いところに棲んでいる珊瑚たちが、白くなってる。自分のこれまでの経験では、「珊瑚」たちは、このまま死ぬね。

「イソギンチャク」たちは、「珊瑚」たちとは違って、復活するよ。全部のイソギンチャクがそうかというと、正直、わからないけど。自分がいつも目にしている(ダイビングコースの通り道の)イソギンチャクたちは、復活することが多い。ので、多分、ほとんど復活するんじゃないかなーって思ってる。

左は、白くなったイソギンチャクの写真。ダイバーの下にある白いところ。クマノミも棲んでる。白いと写真的には綺麗なんだけど、「イソギンチャク」の健康上は、多分よろしくないと思うのよねー。早く戻ってほしいわ。

 

 

 

自分は、「坊津スノーケリング&スクーバダイビングパーク」で、よく潜ってる。名前が長くてめんどいから、「ケンムンパーク」もしくは「ケンムンビーチ」って呼んでるんだけど、水深は浅くて、誰でも潜れて、いろいろな水中生物と触れ合えるところ。すごい楽しいところなんだけど・・そこに生えてる同じ「珊瑚」の写真4枚載せるね。名前を仮に「ケンムン珊瑚」ってしとくね。

この「ケンムン珊瑚」は、水深2.5mくらい。大きさは直径1mくらいで、高さが50cmほどの岩の上に生えてるから、ダイバーが膝立ちで見ることができる・・いい場所にある、水中ガイドにとって、とってもなじみやすい「珊瑚」様だったんだ。さらに、小魚がたくさん棲んでいて、とっても賑やかな所帯。見に行くのが楽しみで、今日は誰がいるかなーって、ワクワクしてた。「ソラスズメダイ」や「トノサマダイ」、「ヤリカタギ」など各種のチョウチョウウオの幼魚、枝の間には「ダルマハゼ」「サンゴガニ」透明の「テナガエビ」の仲間とか、たくさん棲んでいて、生物観察にもってこいのケンムン珊瑚だったんだけど・・最後の写真のように、珊瑚の枝の間で暮らしているのは、もう、「ソラスズメダイ」が数匹になってしまったんだよね。

上の写真は、8月の初め、少し、白っぽくなってた。

あーこれはまずいなーって、思ってたら、やっぱり・・・

下は15日、まだ、少しは生きている。

 

 

 

 

 

 

 

8月25日になってくると、随分白っぽくなっちゃったねー。

 

 

 

 

 

 

 

真っ白になったのを見たのは9月8日。

今後、この珊瑚に褐虫藻が戻ってきて、茶色、もしくはベージュになることは、ないだろうなー。

昔、「オニヒトデ」の来襲で珊瑚がみんな喰われてしまった時、初めは白く、綺麗だったんだよね。だけど死んでしまった珊瑚は、だんだん植物に覆われて、茶色く枯れて、2−3年で朽ちて、石灰質もボロボロになって壊れていったんだ。もちろん、何年か経って、そのうちに子供珊瑚が発生して、海は賑やかさは戻るんだけど、それまでは10年以上もかかるのだよねー。

とはいえ、自分が潜っている「坊津」「桜島」「奄美」の浅場の珊瑚たちは、そうとう白くなっているので、たぶんだけど、多くの海域で、珊瑚は死んでいるんだと思うわけ。

 

この写真は坊津の「鵜の島」ってポイントだけど、「ショウガサンゴ」たちがすっかり白くなってる。ここも、近いうちにツルツルの磯焼けの岩肌になって、魚たちはいなくなるんだなー。

最後になる、白化とは関係ないけど、珊瑚受難の話。

左の写真は、お気に入りのポイント「ジャッキーレック」にあった巨大な「ナガレハナサンゴ」の群落。前回の台風11号で、ぶっ壊れて、今はバラバラになってる。おととい見つけた。今度、その有様写真を載せるけど。凹むわー。

差し渡し、5mはある珊瑚だから、できるまでに、多分、人間の歴史くらいかかっているんじゃないかなー。そんな、伝説珊瑚が、自分が見ている間に、壊れていくなんて、すっごい悲しい。

海は、日々、動いていて、生きているものは死に、死んだ端から生まれてくる。そんなサイクルが、きちんと今までのように永遠に続けばいいなと思ってる。

よんでいただいて、ありがとう。

 

実は、前回の「共生、ハゼとエビ」の続きを書くつもりで、始めたんだけど、水底探してたら、ヤドカリとシャコの盛大な戦いに遭遇。びっくりしたー。

結構、激しい対戦で、もし、負けたら・・・食われる??

どっちが?

水中って、戦いはげしいのよねー。

水中で遊んでると、なかなか、激しい戦いみます。

今までで、一番の戦いは、やっぱ、「タコ」と「ウツボ」の決戦。これは激しいわ。

もう、生きるか死ぬかって感じで、やってる。まーしかし、この「ヤド」と「シャコ」の戦いも、生きるか死ぬかでは同じだ。

見てると、攻撃はほぼ「ヤドカリ」くん。何度も離れては、近寄ってる。守勢は「シャコ」さん。

「ヤド」の攻撃は執拗だ。自分より多分大きな「シャコ」さんを、なんとか穴から引っ張り出して、食っちゃおって、態度は、なんか、怖い・・・。

「ヤドカリ」君は貝を背負っていて、ものすごい勢いで穴の中の「シャコ」さんを引っ張り出そうと、何度もアプローチするんだよね。

しかし、引っ張り出されたら終わりと思うのか「シャコ」さんは、ひたすら抵抗。足がお互いたくさんあるから、くんずほぐれつの戦い、どうなってるのか??よくわからん戦いなのよねー

写真見てもらって、わかりますか?足がたくさんあるでしょ。上から「ヤドカリ」くん。下が「シャコ」さん。

どうなるのか?しばらく見てたら、「ヤドカリ」くん。いきなり、諦めて去っていった。えーいいのかなー

解像度の悪いブログの写真では、よくわからないので、写真に注釈いれてみた。それでも、わからんかも。んー残念ーー。

これ、なんとかせんと、よくわからんですねー。ちょっと考えてみます。もし、みてる人がいたら、今後、注目してくださいませー

ではでは。

共生ってご存知?

まー今時のヒト生活でいえば、シェアハウスってとこかなー

ここで説明というか、お知らせしたいのは、

もちろん水中の共生関係で、その中でも、「ハゼ」さんの話。

「共生はぜ」さんたちは、水中に穿った穴の中に、「エビ」さんたちと一緒に住んでるわけで、

平たく言えば、魚類と甲殻類の共同生活。

大きさ的には、ほぼ、同程度の大きさなので、自分みたいにはたから見てると、家の中に、甲殻類(例えば、自分と同じっくらいの大きさのセミとかカブトムシとか)がいたら、邪魔やろなーって思います。

ハゼさんの仲間には、自分で穴を掘ったり、もしくは作ったり、のヒトもそこそこいるのですが、この「共生はぜ」さんの仲間たちは、自分で穴を掘ったりはしないで、もっぱら、「エビ」さんたちが掘ってます。じっくり見てると、エビたちは、出たりはいったり忙しく、穴を掘ってる感じですが、ハゼは、ただ、外を見て、ぼーっとしてる風。

と、見えるのですが、実は、ぼーっとしてるわけではなくて、きちんと門番をしてるようです。

エビさんは、ハゼさんの身体に、自分の触覚(ヒゲ)を当てていて、危険を察知したハゼさんが、体をブルブルって振るわせると、さささーーって、穴の中に引っ込みます。

見てると飽きないですー

上の写真に、黄色の矢印を足しました。指してるところが「エビ」さん。共生えびの「ニシキテッポウエビ」さんです。

「ハゼ」さんにピントが来てるので、「エビ」さんは、見にくいです。ごめんなさいです。

 

 

 

 

坊には、この「共生」たちがたくさんいます。思いつくだけで。

「ダテハゼ」「ハチマキダテハゼ」「ヤノダテハゼ」「ダンダラダテハゼ」「オニハゼ」「ホタテツノハゼ」「ヒレナガネジリンボー」「ネジリンボー」そのほかにも、いろいろ。

写真は「ヤマブキハゼ」ご覧のように、相当可愛い連中ですよー

なんと言ってもドットが良いですよねー

正直、「クサマヤヨイ」か?「ヤマブキハゼ」かってくらいの、素敵な紋様です。

では、またー

 

キンギョハナダイってすごい魅力的なんです。

まあね、美しいって一言なんですわ

写真はオスになったヒトなんだけど

美しすぎると思いませんか?

うー、自分だけかなー

 

キンギョハナダイって、けっこう、どこでもいる感じなんです。まだ、世界の果てまでは行ったことないけど、普通にダイビングするところでは、他のハナダイの仲間よりも多い確率でみると思う。まー浅い水深にいるから、みやすい・・ので。写真も撮りやすいのですわ。

メスはオレンジで、瀬の上の方にたっくさん群れてて、オスは、その中に混じっていて、ウロウロしてるって感じです。

 

 

 

 

 

もちろん! 繁殖期と思われる(坊では、5−6月頃)は、婚姻色って、すごい派手な色になって、メスを誘ってます。その頃、動きが早くて、カメラで追うのがやっとです。

しかし、こんなこと書いてると思い出すんでけど、そういえば、なぜかメスには、自分はカメラ向けないわー。なんでですかねー??

綺麗なコ達なんですけど。。

次はメス撮ってみます。写真の奥の方に写ってるのがメスです。オレンジのコたちで、目の周りに青いシャドウが印象的なヒトたちなんです。

ではでは。